micorunの自己紹介

前にバズった時の記録代わりの自己紹介と、普段考えていることを雑多に書いてます。

06 客観的に見ることの大切さ

面白さも分かりやすさも、追求するのは難しいことです。
自分の頭の中や目に映る情報と、他人の目は異なるからです。

そこで私は、pixivやtwitterに上げられているマンガを読んでいって、ヒントを見つけることにしました。

漫画の内容を楽しむことよりも、分かりやすいかどうかを基準に探していきました。
そうすると、何点か気付くことがありました。
一つは、手書き文字の台詞が多いことです。
文章であればテキストによる入力文字が当たり前ですが、漫画の場合、絵を描いた延長で、そのまま台詞もペンで書いている漫画が多かったのです。
字が汚いわけではないので誰でも読むことは出来ますが、テキスト文字と比べれば読むのにも時間が掛かりますし、スッと頭に入ってきません。
手紙やメッセージを添える場合には、テキストよりも手書きの文字の方が思いが伝わったり、個性が発揮できると思います。
しかし漫画の場合そういった面は絵で大部分は伝えられるので、テキストの方が分かりやすい、と私は思いました。

二つ目は、サイズです。
文字にも言えることですが、サイズがまちまちだったり、小さ過ぎたりすると読みやすさ以前に読めないことがよくありました。
pixivには縦長で一枚の漫画も上がっていたのですが、それをそのままtwitterなどで見ようとすると、まるでミニチュアのようにコマが縮小されてしまい、あぁ勿体無いと思いました。
また、最近はスマホで見る人がかなり多くなってきたので、スマホ向けにリサイズしないと、端の絵が切れてしまうこともありました。

SNSが無い頃のWebマンガは、どちらかと言えばらくがきに近いものが多く、読者層も少なかったため、手書きやサイズに関係なく読んでくれる人がいました。実際にその頃は、Webで読めるマンガ自体が希少だったからです。

しかしtwitterFacebookなどのSNSが普及したことにより「早く、読みやすく、分かりやすいコンテンツ」の需要が高まってきました。
これはSNSや漫画に限らず、ゲームやライトノベルにも同じことが言えます。

纏まった時間が取れないぐらい、現代人は忙しくなってしまったと言うよりは「隙間時間を活用出来る機会が多くなった」と捉えるべきだと思います。