マンガ「自称天才と努力家の違い」
『自称天才』とは書きましたが、実際のところは「尊敬出来ない人」「ダメな大人」の方が現実的かもしれません。
こういった人(主に年上の男性)にはしょっちゅう会います。
話半分に聞いていれば大抵相手は満足してくれますが、よほどの理由がない限りまた会いたいとは当然思いません。
とはいえ、私自身も気を抜いたらいつこうなってもおかしくない気はします。
考えられる原因をざっと上げてみると、
・努力の放棄
・過去の呪縛
・余裕の無さの裏返し
・嫉妬
などが挙げられます。
また、相手の経歴や肩書きがどんなにすごくても、聞き手である自分には関係のない(もしくは分からない)場合にも、似たような感想を抱くので、結局のところ「天才」というのは客観的な評価によるものになります。
これを描いていて思ったのは、絵や音楽といった芸術分野は自称天才か努力家かどうかごまかしが効かず、誰の目や耳でも作品で全て判断出来てしまうということです。
嘘がつけないのはデメリットに感じるかもしれませんが、逆に言えば努力すれば努力しただけ結果に結びつきそれが作品に自然に現れるので、言葉や数字よりもストレートに伝えられます。
別に今回の例に挙げた「自称天才」のような人も、全く努力をしていないわけではなく、むしろ人に認められない仕事や努力をしている人の方が多いのかもしれません。
でも認められにくいことを認めてもらいたくて周りにアピールしても「よく分からないし面白くない」で終わってしまいます。
そう考えると、やっぱり学び続けること、特に芸術分野を続けることはとても有意義なものであると改めて思いました。