13 楽天マリオカートで二度目のヒットを記録する
『楽天の商品紹介ページが長過ぎるので、マリオカートで走ってみました』という動画をtwitterに上げ、それは昨年の漫画を軽く超えるリツイートといいね数を記録しました。
楽天の商品ページが長過ぎるので、マリオカートで走ってみました pic.twitter.com/t0p5S9IqVG
— micorun (@micorun) 2017年5月5日
これはただ思い付きで作った動画だったのですが、最初はただ長い商品紹介のページをスクロールするだけのアイディアでした。
しかしそれでは単なるクレームと変わりません。それをSNSを通して晒し上げたところで、改善されるとも思えません。
私は思いついたらすぐに行動に移すタイプなのですが、その時に限っては一ヶ月近く行動には出ませんでした。
楽天の商品ページを見て感じた不満を、どうすれば面白く出来るだろうか?
どうすれば多くの人に共感してもらえるだろうか?
思考は無意識にマンガを描いていた時の方向へと戻っていたのです。
そうやって考えた結果、長いページを道路に見立て、誰もが楽しんだことのあるマリオカートの人形を動かし、懐かしい任天堂64のBGMを背景に、レースで競う、という動画が出来上がりました。
この動画は、自分でも笑ってしまうぐらいに好きなように完成したので、出来上がった時点で自信たっぷりでした。
数字によって後付けされた自信ではなく、自分で認められる一つの作品を作れた本物の自信がありました。
そこで気付いたのが「自分の作った作品が好きでなければ、他人も好きになれない」ということでした。