micorunの自己紹介

自己紹介を長々と書きました。

02 絵を上げるとフォロワーが減る

マンガを描き始めたことをきっかけに、その日描いた絵を写真に撮って、twitterに上げ始めました。
これは日記のようなもので、他人に見て欲しいというよりは、いつどんな時にどんな絵を描いていたのかというのが分かりやすかったからです。
しかし筆を持ったばかりの人のイラストが、人に見せられるものなワケがありません。
本当に下手な状態というのは、他人に「下手」と言われるのではなく、誰も関心を寄せない状態なのです。

一度や二度ぐらいしか話したことのないフォロワーは日に日に減っていきました。
しかも当時は今よりも沢山本を読んでいて、知識と実力が伴わない状態で偉そうな自論をツイートしていたので、正に『意識高い系』という言葉がぴったりな存在となっていました。

 

 

一年ほどたって、まだまだ人に見せられる状態ではないのにも関わらず、ずっと描きたかったマンガを同人誌にして、コミティアで頒布しました。
twitterで大々的に宣伝し、なんか凄そうなキャッチコピーを添えたチラシなんかも作って、印刷所で刷った100部の冊子くらい、あっという間に完売だろうと思っていました。

f:id:micorunblog:20171102041353j:plain

当時のサークルカット(紹介イラスト)



しかし、当日の売り上げは3冊でした。
きっと紙の本はもう売れないんだ、出るイベントを間違えた、タイミングを間違えたんだ、などと勘違いしながら、そのマンガをネットで公開したり、続きを販売したりしましたが、結果は同じでほとんどの人の目に触れず、ごく偶に「面白いです」というコメントをくれる貴重なご意見がもらえるくらいでした。

kinpoyo.strikingly.com


あれ? おかしいな、と思いました。
創作を始めた頃の人が誰しも一度は勘違いすることですが、自分が丹精込めて作り上げた作品は、自分にとっては最高傑作に見えてしまうのです。
膨大な設定、キャラクター同士の複雑な人間関係や生い立ち、複雑に絡み合う伏線や何編にも渡って繰り広げられる壮大なストーリー……。
そんな堂々たる作品の第1話を披露したというのに、誰も反応してくれない!
そんな中二病に近い実体験が、その後の大きな変化を生み出すきっかけになったのは、不幸中の幸いでしょう。